*南アフリカ・ケープタウンを出航
2022年12月26日朝、Royal Cape Yacht Clubハーバー内のImmigrationで出国手続きを済ませ、快晴のテーブルマウンテンに見送られてケープタウンを出航!
ケープタウン

南大西洋の最初の目的地はセントヘレナ島だ!(約1700nm:15日)
一番近いアフリカ大陸からも1800km離れた絶海の孤島。
これまでセントヘレナ島へは南アフリカから船で5日間かけて行くしかありませんでしたが、2017年に待望の
空港が誕生。南アフリカから週1便、わずか6時間のフライトで行けるようになったセントヘレナ島は今世界からにわかに注目を集めている

ナポレオンはセントヘレナ島へ流刑!
ワーテルローの戦いで連合軍に敗北、全てを失います。連合軍はナポレオンが2度とフランスに戻って来れないように南大西洋の孤島セントヘレナ島へ幽閉した、さすがのナポレオンも脱出することも出来なくなりセントヘレナ島で亡くなった。
NAUSIKAA号が早々にケープタウンを出航したのは、近日中に開催されるケープタウン~セントヘレナ島ヨットレースの参加艇がゴールすると係留ブイが満杯になってしまうとのこと!

Saint,Helena
ハーバーはなくて全て沖泊め、深くてアンカーではなく係留ブイに留める

NAUSIKAA号/Kayoチャンの壮大な航海は南大西洋~カリブ海のグレナダへ・・・
そして、パナマ運河を通過して南太平洋へ~タヒチ~New Caledonia~来年末にはブリズベーンに帰港して世界一周を完遂する計画だ!!
それまでは可能な限り、リモートメンテサポートを継続して、この誌上で私も世界を周ります。

 ・大西洋から見たテーブルマウンテン(from Kayoチャン)

FB_IMG_1672224979963

・12月30日
衛星回線でKayoチャンからメールが入る
南緯30度・東経10度の位置だ、南アとナミビア国境の沖合になる
南東の風25~30kt、波高4m・・追い風だが厳しいSailingらしい!
夕方には2pon~3ponにしてワッチしていたが、4ponはないので、メインセールだけで5-6ktをKeepしている(ponとはポイントリーフ=縮帆:強風時はセールの面積を小さくする)
彼女が危惧しているのは厳しいSailingよりも、29日にケープタウンをスタートしたレース艇団のspeedだ、Marine Trafficで見ると、10艇以上の艇団がNAUSIKAA号を追いかけている!?
まだ距離は大分離れているが、Topは快速カタマランで12ktを表示しているので早いヨットには抜かれると思うが、Kayoチャンはマイペースで走れば良い、セントヘレナ島の係留ブイが満杯になったら、大型艇に横抱きしてもらえば良いと返答
この強風は後2日は続くだろう・・・その後は快適なSailingになるはずだ!!

・2023年元旦
南大西洋は曇って初日の出は見られなかったとの事で、西宮からの写めを送った!
DSC_0791
後、1週間でセントヘレナに到着するでしょう!
頑張って下さいね!
2023年もNAUSIKAA号とKayoチャンにとって素晴らしい年になるよう祈ってます!
・1月3日
風が弱くなって真後ろになり、ウインドべーンが機能しなくなり、且つオートパイロットが故障し、ラットを持つ時間が多くなったとの事。この先貿易風が吹いて来たらウインドべーンが働いてくれるだろう、
頑張れ〜!!
・1月5日
Auto pilot /Raymarine ST4000の動作状況をメールで確認
電源は入るが表示パネルには“CU Disconnected” “No Heading” “No Pilot"のアラームが点く、Drive beltは新品に交換している・・・・
我々のクラブ艇もST4000の不具合を数多く経験しており、改良版のEV100に交換もしている
様々なトラブルレポートを検索し、セントヘレナでまず出来ることはControl Unit~Drive motorの電気配線の状態や接触不良などを調べる・・・
セントヘレナでは専門業者や部品調達は難しいと思われるので、直ってくれることを祈る
Single HandではAuto pilot は必需品で重要なCrewの役割だ
ContrailはST2000をいつも2台積んでいるが先日その1台が作動しなくなり、分解整備中!
DIY用のService Manual(ST4000)を事前にメールで送る
Chapter 1 (ys-product.com)

NAUSIKAAはセントヘレナ島まで620nmの位置を順調にSailing中で、この調子だと10日頃に到着予定だが8~9日から微風になり、ウインドベーンは働けなくなる、Auto pilot がないと厳しい!

そして、5日に Kindle版新刊をUPしました

「 世界一周・NAUSIKAA号のリモートメンテ(ブリズベーン~ケープタウン)」
9日まで無料キャンペーン中です、ご愛読頂ければ幸いです。
また、PDF版もあります:aroundworldofnausikaa.pdf


・8日(南大西洋:7日深夜)
NAUSIKAA号は初子午線(First Meridian)を通過!東経から西経へ、この本子午線はイギリス・グリニッジ天文台に伸びる!
Congratulations!!
DSC_0799
風は弱くなっているが、セントヘレナまでもうすぐだ!
DSC_0798
この記念すべき本子午線通過を又々熟睡中で見過ごしてしまったらしい!
それよりも風が弱くなった事が深刻、Autopilotが使えないのでラットを持たねばならない、エンジンを使おう!  後300マイルだ!

・10日、風が弱くなって、低速は2~3ktしか表示されていない、しかしウインドベーンは何とか方向を維持しているとのことだ!
その海水側のベーンに40㎝位の魚が体を当てて遊んでいるので、釣り糸を垂らしたら、ハマチのような魚が釣れたので刺身にして食べたそうだ、初のFishingとの事、正にBiginers luckだ!!
セントヘレナ島へは2~3日延びそうだ、すでにレース艇のほとんどはNAUSIKAA号を追い抜いて到着している。

・12日、セントヘレナ島まで100nmを切っているが、微風が続く、艇速は3kt前後を表示しているので明日中には到着出来るでしょう!
焦らずにゆったりセ~リングを楽しんでいる様子が見える!
2023年のセントヘレナ島からの航海計画を衛星電話メールで送ってきた!
・・セントヘレナ島~ブラジル・フェルナンド デ ローニャ島(1740nm)~カリブ海・グレナダ(2000nm):NAUSIKAA号の修理・メンテ(3月31日まで滞在)~パナマ運河(4月末~5月)~南太平洋の島々~NewCaledonia(~10月末)~Australia・バンダバーグ(800nm~11月):世界一周完遂
・・夢のような壮大な航海計画だ!
New Caledoniaには倶楽部の仲間と会いに行くとKayoチャンと約束している!
南太平洋の島々を巡る旅も魅力的だ!

・13日、セントヘレナ島が見えたとの報告が有った!
ハ―バーオフィスが閉まる前に着きたいので機帆走している。
そして、午後無事にセントヘレナ島に到着、定置ブイに係留。
ジェ―ムスタウンに上陸後、レストランで陸の食事を楽しんでいる!
FB_IMG_1673631980988


**15日、やっとKayoチャンから連絡が来た!
南大西洋の孤島ではスマフォのSIM交換しても中々交信は難しい、衛星電話が何とか通じるので電話で途切れ途切れながらも交信でき、5分で途切れてしまったが十分理解した。
それらの内容は・・・・
13日、入港:桟橋はないので沖の定置ブイに係留して、無線でシャトルボートを呼んでジェームスタウンの岸壁(岩壁)からロープに捕まって上陸しImmigrationへ・・・
偶然にも、ケープタウンからのレースは終了し、アフターパーティーが開催され、招待される!
ところが、カジュアルなパーティーと思い、セーリングスタイル(短パン)で参加したら、さすがに大英帝国の領事下の島で、立派な会場と、参加者はフォーマルなスタイルで躊躇したそうだが、スタイル抜群のKayoチャンなら何の問題もない、参加者と交流し、情報交換も出来て楽しかったそうだ!
14日、不調のAuto pilot のカバーを開いて配線の状態を点検したが、きれいな状態で電源も確実に入っている、Drive Unitは問題なく、Control Unitかもと・内臓コンパスのHeading表示がUnreliable!?
グレナダまではAuto pilot の修復は諦めて、ウインドベーンで行くと・・・
・・・風が安定して吹けば、ウインドベーンが最も有効的と思う。
14
日、一文字ヨットクラブの老練セーラー(S/Hで世界を2周もした如月号)と情報交換出来たので、彼の助言を伝えた、如月号にはAuto pilot は積んでいない!
風が吹かないのは赤道無風帯、Fuelは十分積んでいるので機帆走を勧めたが、その間はラットを持たなければならない、悩ましい!
15日、グレナダまでの航海計画を立てた!
セントヘレナ島からグレナダまで一直線で北上すると、約3800nm、目安は38日、その中間点にブラジル・ナタール市沖合にある世界遺産のリゾート島(世界一美しいビーチがある!)・フェルナンド  ノローニャ島に立ち寄る予定だったが、この島も沖止め係留で、スルーしたいと言った!
食料はセントヘレナは缶詰の産地なので、十分なりとも補給できるが、問題は飲料水!
タンクの1/4しか残っていない、岸壁に着けられないので、ポリタンでの補給は難しい、特にこの島はテンダーが使えず、上陸はシャトルボートでしかない!
航海中のスコールが頼りになる、水の補給のために途中の島に立ち寄ることもあり得るとのことだ!
お天気次第では、16日に出航したいと・・・
しかしセントヘレナ島の観光をしていないので心残りとのこと・・・
代わりにボクがWikipediaで観光してみよう!

・イギリス海外領土・アフリカ大陸から1840㎞離れた南大西洋の孤島・人口約4000人・島の中心はジェームスタウンで孤島らしからぬオシャレな建物が見える
ジェームスタウン1
丘の上にも住宅が並んでいる
ジェームスタウン
丘に上がるには699段もの階段を上がる
ジェイコブスラダー
ジェーコブス・ラダー:現在は工事中で通行止め!

Cabo Verde
Cabo 広場、教会も数か所ある
・ナポレオン居住跡:Longwood House
ロングウッドハウス
フランス国旗が上がっているのは、ここだけフランス外務省の管理下
ここで6年暮らして死去
・昔、日本人の使節団も立ち寄った!
天正遣欧使節1586年
1586年、大正遺欧使節団(13~14歳  4人の少年):ジェームスタウン博物館内

・16日、セントヘレナ・ジェームスタウンの沖合には現在10艇の外来ヨットが係留している。
一人のKayoチャンにはいろいろなヨットからお声がかかる、一人ぼっちではなく多忙なのだ!
15日は南アで知り合った香港の4人乗りのヨットに招待され、再会を楽しんだ!
16日は朝からインド海軍の所有する58ftの大型ヨットに招待され、インドジャーナリストのビデオインタビューを受ける、このヨットには2人の女性クルーがトレーニングしていて、3年後にはどちらかがS/Hでこのタリーニ号で世界一周に挑戦するとのこと、インドでもWoman Powerが素晴らしい!
午後から、上陸して世界一周中のアメリカ人夫婦の借りたレンタカーに同乗させてもらい島内観光!
ボクのWikipedia観光の本物を見て来たとのことだ!
17日はシュノーケリングツアーの予定・・・ホエールシャーク(ジンベイザメ)と泳げる!!
18日には絶対に出航するとのこと!!

・18日、現地時間の15時ころにセントヘレナ島を出航、3800nm・カリブ海グレナダ・ジョージスタウンへ・・・・・
Bon Voyage!!

・・・続きはNew pageへ・・・